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初心者でもできる!LINEスタンプの作り方

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初心者でもできる!LINEスタンプの作り方

LINEをするときに、あ、この場面でスタンプ使いたいのにいいのがない!って
経験ありませんか?

私は、あります(笑)

そこで、あることを閃きました!
手持ちの画像を張り付ければ、スタンプの代わりになるのではないかと。

我ながら名案!
と、実際やってみるも結果は…
背景が真っ黒になって黒いところが見えなくなり、何の画像かわからないという事態に…

これでは使い物にならない、でも、この場面でスタンプ使いたい!
そう思って、始めたLINEスタンプ制作。
その作り方を紹介します。

審査とかありますが、初心者の方でも簡単にできるので、やってみたいって思ったら、
ぜひ、やってみてください。

まずはLINEスタンプのガイドラインを確認しよう!

LINEスタンプを販売申請するために
(自分たちで使うにも販売申請しなければいけないのです…)
ガイドラインを確認します。

creator.line.me

そんなに難しいことが書いてあるわけではないので、目を通しておくといいです。
一番、重要なのが画像のフォーマットです。
これが違うと申請できないです。

creator.line.me

簡単に言うと、
横240px × 縦240pxのメイン画像1個
横370px × 縦320px(最大、それ以下の場合は偶数)の
スタンプ画像8個/16個/24個/32個/40個
96px × 縦74pxのトークルーム画像1個の
最低10個の画像が必要になります。

メイン画像というのは、販売ページに載る画像で、トークルーム画像と言うのは、
実際使うときに、画面の下に表示されるスタンプ一覧の画像です。

これらは、作ったスタンプの中で特にお気に入りのスタンプ画像を使えばいいと思います。
その他に、画像の解像度72dpi以上、カラーモードRGB、背景を透過したPNG形式、
1ファイル、1M以下とあります。

NGなものも、一応チェックしたほうがいいかもしれません。
これってダメかな?ってものも審査通ったりするので、何とも言えませんが。
ちなみに…

まんぷく太郎

この画像、肌の露出が多すぎと却下されました(笑)

スタンプ画像を描く準備をしよう!

審査条件を確認したら、次はいよいよスタンプ画像の制作です。

スタンプ画像の制作はスマホでもパソコンでもできますが、
パソコンでやるほうが断然楽です。
画面が大きいですしね。

ペイントツールは何がいいの?

ペイントツールと言っても有料のものから無料のものまでたくさんあって、
どれがいいかわからない。
そんなあなたにおすすめなのが、ファイアアルパカです。
これ一つで大体のことはできるし、なによりフリーなのでお金がかかりません。

実際、私はこれを使って制作してますが、不自由を感じたことはありません。
有名なペイントツールなので、使い方を調べるとすぐ見つかるのもいいです。

ファイアアルパカの詳しい使い方はこちら
https://www.tomblog.info/firealpaca-manual/www.tomblog.info

有料になりますがCLIP STUDIO PAINT PRO も使いやすいです。

初心者の人には使いこなせないほどの機能が備わっていますが、
本気でイラストをやりたい人にはおすすめです。

体験版もあるので試してみるのもいいですね。

LINE Creators Studioで作ると販売しても売り上げは0円なので注意してください。

何で描くの?

マウスで出来ないこともないですが、無理です(笑)
すごい人はマウスでも上手に書けるのでしょうが、まず無理です。
こんなのしか書けません。

無理
 
そこで、私はペンタブレットを購入しました。

ペンタブレットと言っても、オールインワンのものからパソコンに接続して使うものまで、
いろいろ種類があります。
オールインワンのものは価格もそれなりですので、あまりお金をかけたくない私は
こちらを購入しました。

XP-Pen ペンタブ Deco01です。
ちょっと古い型だけど、機能に問題ないし、素人なのでこれで十分だと思います。
価格的にもお財布にやさしいですし。

ペンタブレットの設定をしよう!

ペンタブレットは、パソコンに接続しただけでは動きません。
ドライバという、パソコンにペンタブレットを認識させるプログラムが必要です。
家にあるのはXP-Pen ペンタブ Deco01ですので、こちらの商品で説明していきます。

以下の作業はペンタブレットをパソコンに接続したまま行ってください。
まずはドライバをダウンロードするためにXP-PEN公式ホームページの下記の
ダウンロードページにアクセスします。
www.xp-pen.jp
下のほうにスクロールしていくとDeco01と書いてあるところがあるので、そこをクリックします。
(違う機種の場合はその機種の場所をクリック)

出てきたページの右側のソフトウェア&ドライバーにあるダウンロードをクリックします。

ドライバ

ちなみにmacの方は下のmacの方をダウンロードです。
ダウンロードされたファイルは圧縮ファイルです。
解凍後、出てきたファイルをダブルクリックして、インストールを押せば、
インストール開始です。

しばらく待って、インストール完了と出れば、インストール完了!
これで、ペンタブレットを使う準備ができました。

番外編

そのままでも問題なく使えますが、ペンのちょうど持つところにボタンがついていて、
無意識に押して、いらいらします(笑)
なので、私はこのボタンを無効にしています。

右下の∧ボタンを押すと、ペンタブレットのアイコンが増えてるので、
それをクリックします。
その設定画面で設定できます。

設定

LINEスタンプ用の絵を描こう!!

ここからが本番です。
ペイントツールのファイアアルパカを起動し、
ファイル→新規作成をクリックすると、次の画面が出てきます。

規格

幅、高さ、解像度、背景色を設定し、OKを押します。

メイン画像は横240px × 縦240px
スタンプ画像は横370px × 縦320px
トークルーム画像は横96px × 縦74pxです。

絵が完成したら、ファイル→名前を付けて保存を選びます。
ファイル形式はPNG形式を選びます。
その後、透過PNGを選んで保存します。

また、ファイアアルパカ形式(mdp)はレイヤー情報も保存できますので、
修正用にファイアアルパカ形式でも保存しておくといいです。
レイヤーを使っていない人は必要ありません。

これで完成です。
メイン画像を1枚、トークルーム画像を1枚、
スタンプ画像を8枚、16枚、24枚、32枚、40枚のいずれかを用意したら、
LINEスタンプ申請の準備完了です!

LINE Creators Marketでの申請の仕方

ここまで来れば、後は申請するだけです!!
もうすぐですよ!

LINE Creators Marketに登録しよう!

とにもかくにも、まずはLINE Creators Marketに登録です。
creator.line.me
こちらに、アクセスして、登録はこちらをクリックします。
自分のLINEの登録メールアドレスと、パスワードでログインします。

そして、必要事項を入力します。
登録したメールアドレスにクリエイター登録ありがとうございますとメールが届くので、
メール内のURLをクリックすると登録完了です。
これだけです!

ちなみに、そんなの覚えてないよ!
という方は、LINEアプリの設定→アカウントから確認できます。

LINEスタンプを申請しよう!

登録

登録を完了するとマイページに移動するので、このページの左上、
新規登録をクリックします。

選択

次に、申請するものを選びます。
今回はLINEスタンプなので、スタンプをクリックします。
新規登録のページに移動するので、必要事項を入力していきます。

スタンプ詳細を入力しよう!

スタンプ詳細

スタンプの詳細では、スタンプのタイプ、スタンプセットのタイトル、
スタンプセットの説明文を入力します。
(スタンプセットのスタンプ数は後で設定するので今はできません。)
しかし、タイトルと説明文はデフォルトでは英語なのです。
なので、言語を追加の追加をクリックしてJapaneseを選択し、日本語を追加します。

言語追加

そう、タイトルと説明文は英語と日本語で入力しなければいけないのです、
英語なんてわからないよ!
という方は、翻訳サイトで翻訳してもらえば大丈夫です。

スタンプStickerです。

販売情報を入力しよう!

販売情報

コピーライト

英数字のみです。
特にこだわりがなければ、クリエーター名でいいと思います。

テイストカテゴリ、キャラクターカテゴリ

特に入力の必要はありませんが、設定しておくと検索で見つけてもらいやすくなります。

プライベート設定

実際販売するのか、自分用にするのかです。
自分用にするのであれば、ショップ非公開にします。

LINEスタンプ プレミアム

参加すると、180日後にLINEスタンププレミアムのユーザーが自由に使うことが
できるようになり、送信ユーザー数によって報酬が出るシステムです。
自分用なら意味ないと思いますが、特別な理由がない限り参加するでいいと思います。

販売エリア

販売する場合、どの国に販売するかです。
日本だけで販売したいとかがあれば、選択したエリアで販売するで、
販売するエリアを設定します。
国によっては審査が厳しいところもあるので注意です。
私は経験からインドネシアは毎回外しています。

詳しくはなんでLINEスタンプがインドネシアで販売できないことが多いの?
説明しています。

ここから下は、自作のスタンプ画像であれば特にいじる必要はありません。
写真を使っている場合に、その著作権の証明とか、
LINE Creators StudioStudioを使ったスタンプなのかの確認です。
この記事を読んで作っている人は関係ありません。
最後に、保存をクリックして、一段落です。

スタンプ画像を登録しよう!

表示情報が終わったら、次は、スタンプ画像の登録です。

ステータス

スタンプ画像をクリックして、下の編集をクリックします。

スタンプ登録

スタンプ個数はここで設定します。
登録したい画像の場所にカーソルを合わせると、
UploadとDeleteのボタンが出てくるので、
Uploadをクリックしてそれぞれ登録していきます。

タグ設定は登録必須ではありませんが、登録すると、
実際に使う時に登録したタグで予測変換に表示されます。

販売価格情報で販売価格を設定できます。
120円、250円、370円、490円、610円があり、初期設定は120円です。
ここも、特にこだわりがなければ120円のままでいいです。

すべての設定が終わると、右上のリクエストボタンが押せるようになっているので、
クリックします。

同意事項を読んだら同意ボタンを押したら申請終了です!
LINEと登録メールアドレスにスタンプの審査をリクエストしましたという
メッセージが届きます。

あとは、審査が通るのを待つだけです!
お疲れさまでした!!

ついに販売開始です!!

リクエストしてから、審査が通るまで、自分の場合は2~3日かかりました。
リジェクト(審査落ち)せずに無事に、審査に合格すると、
スタンプが承認されましたと、お知らせが届きます。

マイページに行くと、リクエストボタンがリリースに変わっているので、
リリースボタンを押すと、販売開始です!

リリースボタンを押すまでは販売開始しませんので、気を付けてください。

逆に、狙った時間に販売を開始したいときはその時までリリースボタンを
押さなければいいです。

リジェクト(審査落ち)された場合

残念ながらリジェクトされた場合、そのお知らせとともに、
マイページのメッセージセンターにリジェクトされた理由が届きます。
そのメッセージを参考にスタンプ内容を修正して、再度リクエストしてください。

何がダメで、何がいい?LINEスタンプのリジェクトの理由と基準
自分なりの考察をしています。

リジェクトの理由がわからない時は参考にしてみてください。

まとめ

・LINEスタンプを申請するための決まり事を確認
・ペイントツールで絵を描く
・透過PNG形式で保存する
・LINE Creators Marketに登録する
・リクエストする
・リリースを押して、販売開始!!

初心者でもできる!!と謳いながら、準備から販売開始まで、なかなか大変です。
ですが、実際に販売が開始されLINEで使うと、結構嬉しいです!
自分オリジナルの自分が欲しかったスタンプが使えるわけですので。

皆さんも、興味を持たれましたらぜひ、自分だけのオリジナルスタンプ
作ってみてください!