すんこのアトリエとうぐいす工房

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【HDD】パーティション管理ソフトMiniTool Partition Wizardを使ってみたよ

本ページはプロモーションが含まれています。

MiniTool Partition Wizardはその名の通り
ディスクのパーティション管理をメインとしたソフトウェアです。

パーティション管理自体はwindowsでもできますが、
このソフトではWindowsより直感的に簡単にできます。

今回は無料版を使ってみたので基本的なことしかできませんが、
有料版だともっとできることが増えますよ。


パーティションなどシステム的な変更を行うソフトのため、
アンチウイルスソフトによっては誤反応を起こす場合があります。
(Avastでは誤反応はありませんでした。)

作業によってはハードディスク内のファイルが消えてしまう場合があります。
システムファイルなどを消してしまうと最悪パソコンが起動しなくなります。
作業前にバックアップを取りましょう。※注意

パーティションを作成することの意味

パーティションについての簡単な説明です。
もう知ってるよって人はそのまま進んでください。

MiniTool Partition Wizardをインストールする

MiniTool Partition Wizardのページにアクセスします。

MiniTool Partition Wizardのダウンロード

右上のダウンロードにカーソルを合わせると表示される無料版の下の
ダウンロードをクリック。

ダウンロードページに移動し自動的にダウンロードされます。
ダウンロードページに表示されているフリーソフトをダウンロードのところは
別のソフトウェアなので注意してください。
(クリックしたりダウンロードしたからと言って危険と言うわけではないです。)

ダウンロードしたファイルをダブルクリックして、インストールします。

MiniTool Partition Wizardのインストール

次へをクリックしていくだけでインストールは完了しますが、
少しだけ補足。

追加ソフトウェアの選択

よくある質問にあったのですが、
追加のソフトウェアのインストールを促される場合があるようです。

無料のアンチウイルスソフトであるAvastみたいですので危険ではありませんが、
必要ない場合はDeclineをクリックしましょう。

私はAvastを既に使用しているからか表示されませんでした。

MiniTool Partition Wizardの使い方

インターフェース画面

起動すると接続されているハードディスクの状態と処理が表示されます。

処理したいハードディスクの場所を選択して
画面左にあるパーティション変更メニューから処理を選ぶ感じですね。

パーティションの分割

すでに設定されているパーティションを分割する場合はここです。

パーティション分割

選択したパーティションをどのサイズずつ分割するか選択します。

スライドバーをスライドさせるだけでできるので簡単です。

サイズを決めたらOKをクリックします。
作業前にバックアップした方がいいよと注意がでるので、
必要に応じてバックアップしましょう。

この状態ではまだ作業は完了していません。

処理を開始

OKをクリックすると保留中の操作に追加されます。
ここで適用をクリックすると処理が開始されます。

(以下のどの処理も設定するとここに追加されます。
どの処理も適用をクリックして処理を開始してください。)

ちなみに処理は複数登録でき、一括処理できます。
いちいち一個ずつ処理しなくていいのでこれは楽ですね。

パーティションの分割完了

無事、パーティションを分割することができました。

パーティションの移動・サイズ変更

パーティションの分割と何が違うの?と思うかもしれません。

パーティションの分割がすでにあるパーティションを2つに分けるのに対して、
パーティションの移動・サイズ変更はすでにあるパーティションそのもののサイズを
変更します。

つまり、パーティションの分割は2つパーティションができて、
パーティションの移動・サイズ変更は1つしかパーティションができません。

じゃあ、残った容量はどうなるの?ってことになりますが、
残った容量は未割り当てとなります。

未割り当てのままではハードディスクとして使うことはできないので、
さらに処理が必要になります。
それについては後ほど説明します。

パーティションの移動・サイズ変更

やり方はパーティションの分割と同じです。
スライドバーをスライドして希望のサイズ、位置に調整します。
設定が終わったらOKをクリックすれば完了です。

拡張データ保護モードを有効にするはそのままで大丈夫です。

パーティションの拡張

パーティションの拡張は隣接するパーティションからサイズを分けてもらって
そのパーティションのサイズを増やす処理です。

パーティションの拡張

まず、どのパーティションから分けてもらうかを選択します。
スライドバーをスライドしてどのくらい分けてもらうか設定、
OKをクリックすれば完了です。

パーティションの結合

パーティションの結合はパーティションの分割の逆で、
複数のパーティションを1つにまとめます。
(パーティションを結合しても消えるパーティションにあるファイルは残ります。)

ただし、未割り当ての領域は結合できません。

最初に結合元(残る方のパーティション)のパーティションを選択し、
次へをクリックします。

パーティションの結合

次に結合するパーティション(消える方のパーティション)を選択。

最後に結合するパーティションにあるファイルを保存するフォルダ名を入力して
完了をクリックです。

消える方のパーティションのファイルはこのフォルダにコピーされます。

パーティションの作成

パーティションの管理メニューの方にいきましょう。

パーティションの管理メニュー

パーティションの移動・サイズ変更で未割り当てと言う用語が出てきましたが、
未割り当ての領域を使えるようにするためにパーティションを作成する必要があります。

未割り当てメニュー

未割り当ての領域を選択すると画面左のパーティション変更の項目が消え、
パーティション管理メニューがパーティションの作成とパーティションの抹消の
二つに変わります。

ここでパーティションの作成を選択します。

パーティションの新規作成

パーティションのラベルはそのパーティションの名前
(マイコンピュータで表示されるドライブの名前。ボリュームとかそういうやつ)、
ドライブ文字(CドライブだのDドライブだのってやつ)、
ファイルシステムなどありますが、よくわからない場合は何もいじらず
OKをクリックすれば大丈夫です。

また作成するサイズを変更して一部分だけパーティションを作成することもできます。

これで未割り当て領域にパーティションが作成され
使用することができるようになりました。

パーティションのコピー

パーティションのコピーは選択したパーティションを
未割り当て領域にコピーします。

未割り当て領域にしかコピーできないので、
あらかじめパーティションの移動・サイズ変更やパーティションの削除で
未割り当て領域を作成しておく必要があります。

もちろん、コピー先の未割り当て領域のサイズがコピー元のサイズより小さいと
コピーできないので注意してください。

パーティションのコピー1

コピー元のパーティションを選択してパーティションのコピーをクリックすると
コピー先の選択になります。

コピー先の未割り当て領域を選択して次へをクリック。

パーティションのコピー2

パーティションをサイズ変更してコピーにチェックを入れると、
コピー先のパーティションサイズを変更することができます。

何もしないと選択した未割り当て領域すべてを使ってコピーします。
(コピー元のサイズが1GBでコピー先のサイズが3GBだった場合、
コピー元のサイズは1GBでもコピー先のサイズは3GBになる)

設定が終わったら完了をクリックします。

その他の機能

その他にもたくさんの機能がありますが、特に設定することもないものや、
説明不要のものもありますので、軽く説明したいと思います。

パーティションの削除

パーティションを未割り当て領域にしたい場合はこれです。
未割り当て領域にしたいパーティションを選択して、
パーティションの削除をクリックします。

パーティションのフォーマット

未フォーマットのハードディスクは、あまり見かけないような気もしますが、
ハードディスクはフォーマットしないと使用できません。

パーティションの抹消などで未フォーマットになっている場合、
未フォーマットのパーティションを選択して
パーティションのフォーマットをしましょう。

パーティションの抹消

どこかで耳にしたことがあるかもしれませんが、
ハードディスクに保存されたファイルはゴミ箱から削除しても
パソコンに詳しい人がいじれば復元することができてしまいます。

そこでこのパーティションの抹消を行うことで復元できないようにします。

ラベル設定

ハードディスクのボリュームラベルを変更します。

ドライブ文字の変更

ハードディスクのドライブ文字を変更します。

無料版と有料版の違い

今回使用したのは無料版ですが、無料版と有料版では何が違うのでしょうか?

有料版と言ってもいろいろなバージョンがあるのですが、
プロ版(5,980円(税込6,578円)/年)、
プロ・アルティメット版(13,699円(税込15,069円)/永久)
との比較をしてみたいと思います。

無料版の機能

  • パーティション新規作成/削除/フォーマット
  • パーティション移動/サイズ変更/拡張
  • ファイルシステムエラー検出と修復
  • FATをNTFSに変換

プロ版の追加機能

  • OSをSSD/HDDに移行
  • OSディスク コピー
  • OSディスクをMBRからGPTに変換
  • ブータブルメディアの焼く機能

プロ・アルティメット版の追加機能

  • パーティション復元
  • データ復元

このように上位バージョンにすることで、
下位バージョン+機能追加と言う感じになっています。

パーティションやデータの復元は魅力的ではありますが、
さすがに無料ではできませんね。
まぁ、業者に頼むとなると数万とか数十万かかると思えば、安いのかな。

プロ版の機能など詳しい説明は省きますが、
無料版でもパーティション関係とファイルシステム関係の基本的な機能は使えるし、
普通にパソコンを使っている人は無料版でも十分だと思います。

その他詳しいバージョンの違いは
MiniTool Partition Wizard バージョン別機能一覧に記載されています。

ベクターPCショップではプロ版 1年ライセンスが50%OFFの3,280円で販売していますよ。

まとめ

パーティション管理ソフトMiniTool Partition Wizardを使ってみた感じとしては、

  • 操作が簡単で分かりやすい。
  • 一括処理できる。

の2点につきると思います。

パーティションについてはWindowsでもできますが、
まずパーティションを管理するためのディスク管理を探し出せない(笑)

その点MiniTool Partition Wizardならすぐ起動できるし、
操作もオリジナルより簡単で楽です。

パーティション管理なんてしょっちゅうやるものでもないけど、
もしもの時にあると便利なソフトウェアだと思いました。

有料版しかできないから今回は試せなかったけど、
復元機能がどのくらい復元できるのかは気になるな。