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【バックアップ】MiniTool ShadowMakerの使い方とレビュー【MiniTool】

【バックアップ】MiniTool ShadowMakerの使い方とレビュー【MiniTool】

今回はバックアップソフトMiniTool ShadowMakerをレビューしたいと思います。

【復元ソフト】MiniTool Power Data Recoveryの使い方とレビュー【MiniTool】
【HDD】パーティション管理ソフトMiniTool Partition Wizardを使ってみたよでも
記事にしたMiniTool様のソフトウェアです。

MiniTool ShadowMakerはバックアップに特化したソフトウェアです。

MiniTool ShadowMakerの仕様と特徴

仕様

Windowsのみとなっていますが、Windowsであれば問題ないと考えて大丈夫でしょう。

MiniTool ShadowMakerの主な機能としては以下の4点が挙げられます。

バックアップ
システム復元
ファイル同期
バックアップ管理

バックアップ、復元から同期と基本はすべて押さえていますね。

その他にもブータブルメディアの作成やディスククローン等の機能も搭載されています。

こちらは無料版では使用できませんが、
バックアップイメージの暗号化や
同じLAN内のリモートパソコンのバックアップ機能もあります。

MiniTool ShadowMakerをインストール

MiniTool ShadowMakerのページにアクセス。

ダウンロードページ

画面上部の無料ダウンロードをクリックしてファイルをダウンロードします。

インストールする

ダウンロードしたファイルをダブルクリックして
今すぐインストールをクリックすればインストールできます。

カスタムインストールをクリックすると
言語とインストール先を変更することができます。

カスタマーエクスペリエンス向上プログラムへの参加はご自由に。

MiniTool ShadowMakerの使い方

メインメニュー

画面上部のメニューから作業したい項目をクリックします。

大体はバックアップかな?

バックアップ

バックアップ設定

ソースはバックアップ元、バックアップ先はバックアップ先です。

それぞれクリックして選択します。

バックアップ元はディスク、フォルダー、ファイル単位まで指定可能で、
バックアップ先はフォルダまでの指定です。

最後に今すぐバックアップをクリックしてバックアップ開始です。

環境にもよりますが、ファイル数約4500、サイズ約2.5GBの場合
バックアップに2分程、復元に5分程かかりました。

これでバックアップは完了です。

なお、バックアップしたファイルを再び使用できるようにするには
メニューの復元から復元をする
必要があります。


スケジュールからバックアップの日時指定、
スキームからバックアップの方法(完全、増分、差分)を変更できますが、
スキームの変更は無料版では使用できません。

ただし、普通に使う分には変更する必要はないと思います。

バックアップオプション

オプションからバックアップの設定ができますが、
こちらもよくわからない場合はこのままで大丈夫です。

ただ、FAT32ファイルシステムを使用している場合、CDやDVDに焼きたい場合は
状況に応じてファイルサイズタブからファイルサイズを指定する必要があります。

万が一に備えてきちんとバックアップができたかを確認するために
検証タグから作成後のバックアップを検証にチェックを入れておくのもいいです。

せっかくのバックアップなのに
そのバックアップが壊れていたら何の意味もないですからね。

同期

同期

バックアップが指定したフォルダに復元できるのに対し、
指定した2つのフォルダ間で同じ状態を保つのが同期です。

同期元のファイルをすべて同期先のフォルダにコピーしていく感じですね。

バックアップの時と同様に同期元と同期先を選択して今すぐ同期をクリックします。

同期先のファイルを削除すると同期元のファイルも削除されるので気を付けてください。

同期と言う性質上、同期先のファイルをいじることはないと思いますが…


バックアップ同様、スケジュールで日時を指定できます。

オプションでは除外するファイル形式を設定できたりします。

復元

バックアップの復元

バックアップを行うとここに一覧が表示されます。

復元したいバックアップを選択してその横にある復元をクリック。

複数回バックアップが行われた場合はどの時点のバックアップ状態を復元したいか選択し、
次に復元したいフォルダ、ファイルを選択します。

最後に復元先を指定して適用をクリックすると復元が始まります。

管理

タスクの管理画面

行なった作業の一覧が表示されます。

同じ作業の場合、ここから直接設定を変えたり作業を繰り返したりできるので便利です。

ログ

MiniTool ShadowMaker上で行なった作業の一覧を確認できます。

最後にバックアップしたのか等の確認用ですね。

ツール

その他のツール

ブータブルメディアの作成や、ブートメニュー追加、ディスクのクローンなどができます。

Windowsが起動しなくなった時のために
ブータブルメディアを作成しておいた方がいいですが、
ここはどちらかと言うと詳しい人向けのメニューなので、
よくわからない人はいじらないほうがいいです。

PXE、リモート、コマンドラインインターフェイスは無料では使用できません。

MiniTool ShadowMakerの料金とプラン

料金とプラン

有料プランは月間、年間、生涯使用(買い切り)の3種類があります。

画像では年間プランの価格が月毎の支払価格になっていますが、
年間、税込み5478円です。

使用できる
パソコンの台数が異なるため一概に比較はできませんが、
2年ちょっと使用する予定がある場合は買い切りの方が得になります。

また、無料版と有料版の違いは
主にネットワークで使用することを前提としたものが大半なので
個人で利用する場合は無料版でも十分かもしれません。

さらに詳しい違いはMiniTool ShadowMakerバージョン別機能比較
参考にしてください。

MiniTool ShadowMakerを使ってみた感想

バックアップや同期は作業的には単純な作業なので操作は簡単です。

忘れがちな作業をスケジュールで定期的に自動でしてくれるのはいいですね。

また、一回やった作業を繰り返し設定し直す必要がなく
クリック一つで更新できるのがとても楽でした。

HDDはある日突然動かなくなってしまいます。

不測の事態に備えてバックアップソフトは1つはあるといいですね。

MiniTool ShadowMakerを選択の一つに入れてみるのはいかがでしょうか?