すんこのアトリエとうぐいす工房

ゼロから始めるパソコン生活

【画面録画】「EaseUS RecExperts」がバージョンアップして機能追加!【EaseUS】

【画面録画】「EaseUS RecExperts」がバージョンアップして機能追加!

EaseUS社様が開発している画面録画ソフトウェア「EaseUS RecExperts」が
新機能を搭載してEaseUS RecExperts for windows 3.1にバージョンアップ!

従来の画面録画、音声録音に加え、
ゲーム画面の録画、オンライン動画の保存にも対応したようです。

今回はこの2点をメインにレビューしたいと思います。

なお、EaseUS RecExpertsは
Windows、Macともに対応し、日本語にも対応しているので
Windowsの画面録画Macの画面録画もできますよ。

EaseUS RecExpertsの新機能

ゲーム録画モード

ゲーム録画モードとなっていますが、実行されているプロセスを選択して
そのプロセスのみを録画するモードです。

例えば、動画プレイヤーを起動してそのプロセスを指定すれば、
再生している動画を録画できます。
あまり意味はないと思いますが…

直接プロセスを録画するので、
録画中、画面を最小化したり切り替えても
指定したプロセスを録画することができます。

ただ、通常の画面録画と違って、
リアルタイムで注釈を付けたりすることはできません。

オンラインビデオ録画モード

動画サイトの動画を録画する機能ですが、
URLを解析してダウンロードするわけではなく、
直接動画サイトの動画を録画する機能みたいです。

リアルタイム録画なので、録画中は他の作業ができなくなるのがネックです。

ただ、動画サイトによっては録画が制限されているものがあるようで、
そのような制限された動画も録画できるのはすごいですね。

私が試したサイト(YouTube、Amazon Prime)では
通常の画面録画でもオンラインビデオ録画モードでも正常に録画できたので
違いがよくわかりませんでした…

※調べたところによると、
HBO Max/Netflixは一部の映像コンテンツの録画を防ぐために
DRMプロテクションが使用され、通常の録画だと画面が真っ黒になるようです。

EaseUS RecExpertsの新機能の使い方

それではそれぞれの使い方を見ていきましょう。

ゲーム録画モード

まずは録画したいゲームを起動します。

ゲーム録画モードに切り替え

EaseUS RecExpertsを起動し、左側のアイコンのコントローラーをクリック。

プロセスを選択

ゲームを選択をクリックすると
現在起動しているソフトウェアが一覧表示されているので
録画したいゲームを選択し、OKをクリックします。

※もし先にEaseUS RecExpertsを起動し、
後からゲームを起動した場合は
リフレッシュをクリックして更新してください。

ゲーム録画開始

ゲームを選択が選択したゲームに変わるので
準備ができたらRECをクリックすると選択したゲームが録画されます。

プロセスで指定しているのでバックグラウンドにしても録画はされますが、
ゲームなので録画中にバックグラウンドにすることはないのかな。

録画中のオーバーレイ表示

初期設定ではゲーム画面の左上にホットキーなどの情報が表示されます。
これは録画されないので安心してください。
(設定で録画することも可能です。)

ホットキーを表示しておくと覚えておく必要がなくなるので便利です。

オーバーレイ設定

表示する情報は設定のゲームの項目で変更できます。
オーバーレイ情報は録画されませんが、
オーバーレイ情報を録画に保存にチェックを入れるとオーバーレイ情報も録画されます。

録画を停止すると通常の画面録画等同様にメディア管理画面になるので
編集その他必要に応じて行いましょう。
(できる作業は動画カット、オープニング・クロージングタイトル追加、音声抽出です。)

録画停止中のオーバーレイ表示

なお、録画を停止してもゲームが起動したままなら
ホットキーでそのまま録画開始することができます。

オンラインビデオ録画モード

動画サイト選択

録画したい動画サイトを選択。

ブラウザが起動して、選択した動画サイトが表示されます。

ブラウザ再起動

ブラウザが既に起動されている場合は再起動を促されるので
再起動をクリックし、ブラウザを再起動すると選択した動画サイトが表示されます。

オンラインビデオ録画モードの録画範囲設定

録画範囲がフルスクリーンで設定されているので、
特定の場所だけ録画したい場合はエリアをクリックして
録画範囲を設定します。

録画範囲の設定

準備ができたらRECをクリックし録画開始です。
操作に関しては通常の画面録画と同じですね。

フルスクリーン録画の場合や、ツールバーを非表示にしている場合は
ホットキーでの操作になるのでF9で停止(初期設定)くらいは
覚えておいた方がいいです。

録画中に編集

通常の画面録画のときと同じ様に録画中にリアルタイムで書き込みができます。

録画を停止するとゲーム画面録画と同様にメディア管理画面になるので
編集その他必要に応じて行いましょう。

その他のアップデート

ゲーム画面録画とオンラインビデオ録画モードの2点を記事にしましたが、
その他にも変更が加えられています。

ウェブカメラの機能追加

ウェブカメラの機能追加

ウェブカメラで録画する時の
解像度、回転、カットアウト(クロマキー合成)が
できるようになりました。

音声録音の機能追加

システムサウンドの機能追加

システムサウンドではミュート時でも
システムサウンドを録音できる機能が追加されています。

スケジュール等で録画時に離れているときも
音を出さずにノイズにならずに済みますね。

マイク録音の機能追加

マイク録音ではマイクブーストとノイズリダクションが追加されています。

マイクブーストはマイクの音量を上げる機能、
ノイズリダクションはマイクが拾ってしまうノイズの除去機能ですね。

マイクブーストを使うと感度が上がりノイズを拾いやすくなるので
マイクブーストとノイズリダクションは同時使用がいいと思います。

音声録音の詳細オプション

詳細オプションからチェックができるのでテストしてみるといいでしょう。

私はウェブカメラとマイクを所持していないので、
実際に試せてはいません…

EaseUS RecExpertsの無料版と有料版の違い

エディション比較

無料版でできるのは画面録画と録画中の編集、1分間の保存のみです。

きちんと録画できて、保存した動画が正常に動作するかの確認用ですね。

ほとんどの機能が無料版で試せないのは少し残念かな。

EaseUS RecExpertsの新機能の感想

新機能のゲーム録画モードとオンラインビデオ録画モードを体験してみましたが、
ゲーム録画は音ズレやカクつきもなく完璧に録画できました。
プロセスで指定するので操作ミスで録画失敗することがないのがいいですね。

欲を言えば、ゲーム録画中もペンやテキストを
リアルタイムで使えたらいいなと思いました。

オンラインビデオ録画モードに関しては私の利用環境では微妙な感じかな?

YouTubeの録画ではあまり恩恵を感じないですが、
HBO Max/Netflixなどの一部の映像コンテンツの場合はEaseUS RecExpertsが有効かもしれません。

また、編集機能はおまけ程度と思っていた方がいいかもしれません。
高度な動画編集をしたい場合は別のソフトウェアが必要になります。

とは言え、録画機能は高性能で使いやすく、
従来の機能にも追加要素があったりするので
これからのアップデートに期待したいです。

私の環境はWindowsなので試せませんでしたが、
Mac版のEaseUS RecExperts for Macもありますよ。

動作環境、従来の機能等は
【初心者でも簡単PC画面録画】EaseUS RecExpertsをレビュー
参考にしてみてください。

なお、オンラインビデオ録画モードに関しては著作権などに注意してご利用ください。