イーザスソフトウェア様より動画編集ソフトEaseUS Video Editorの
レビュー記事依頼をいただきましたので、レビューしたいと思います。
イーザスソフトウェア様は2004年に会社設立。
データ復旧やデータバックアップ、パーティション管理などの
ソフトウェア開発を行っている企業ですが動画編集やキャプチャーソフトも
開発してるようですね。
動画編集と言えば、以前紹介したRecordCastがありますが、こちらはオンラインで、
EaseUS Video Editorはインストール型のソフトウェアになります。
完全日本語対応ですよ。
どんな感じでしょうか?
楽しみです。
今回は無料体験版のレビューになります。
さっそくレビューするよ!
- EaseUS Video Editorの無料版と有料版の違い
- EaseUS Video Editorを使う準備
- EaseUS Video Editorでの動画作成
- EaseUS Video Editorでの動画編集
- EaseUS Video Editorを使ってみた感想
EaseUS Video Editorの無料版と有料版の違い
EaseUS Video Editorには無料体験版のTrialと、製品版のProの2種類があります。
上図の様に無料体験版でも全機能使えます。
制限と言えば、使用素材数と出力動画サイズの制限、
出力動画にウォーターマークが付くくらいです。
全ての素材を使えないとはいえ動画素材や音楽、フィルター等
それぞれ50以上ありますし、そこまで困ることはないと思います。
出力動画サイズも2560x1440と1920x1080が出力できないだけで、
1366x768までは対応しています。
DVD画質が720x480、BD画質が1920x1080と考えると、
DVD以上HD以下と言うことになりますね。
これは画質にこだわらなければ十分だと思います。
最後にウォーターマークですが、これはちょっと厳しいです。
画面の上部にがっちりロゴが入ってしまいます。
これを消したい場合は製品版を買ってねってことですね。
無料で全機能使えるのでこれは仕方ないと言えば、仕方ないですね。
気になる価格ですが、
1ヶ月間ライセンスが3,590円(税込3,949円)、
1年間ライセンスが5,990円(税込6,589円)、
永久無料アップグレード9,590円(税込10,549円)
となっています。
ちょっとお高めかな。
同社のEaseUS RecExpertsと言う画面中の内容を何でも録画してくれる画面録画ソフトと
セットで購入するとセット割で40%割引になります。
値段的にEaseUS Video Editor単体で購入したときと同じくらいの値段になるので、
EaseUS Video Editorを購入するとEaseUS RecExpertsが付いてくるって感じですね。
EaseUS Video Editorを使う準備
それでは、EaseUS Video Editorを使ってみます。
まずはダウンロードしてインストールです。
EaseUS Video Editorのダウンロードページにアクセス。
ちょっと下に行ったところにある無料体験をクリックします。
無料体験版をダウンロードしたら、あとはインストールするだけです。
注意点もなく普通に指示に従ってインストールできます。
※2021年4月18日時点で無料アンチウイルスソフト、
アバストを使用していると警告が出ました…
ダウンロードするときだけアバストを無効にしてダウンロードしました。
イーザスソフトウェア様に確認したところ、
ウイルスはなく誤検知だと回答いただきました。
また、インストール時にはアバストは何も反応しなかったので、
大丈夫だと思いますが、使用は自己責任でお願いします。
EaseUS Video Editorでの動画作成
起動すると、まずは作成する動画の画面比率の選択が表示されます。
後で変更できるのでサクッと決めちゃいましょう。
これが編集画面です。
大まかな流れとしては、
②タイムライン上や真ん中の編集メニューで動画を編集
③完成した動画を出力
こんな感じです。
素材を追加する
まずはタイムラインに素材を追加します。
細かい調整は後でできるので、ガンガン追加していきましょう。
画面左側のメニューから追加したい素材をクリック。
追加したい素材の右下にある+アイコンをクリックするか、
タイムラインに直接ドロップすることでも追加できます。
+アイコンのない素材は↓アイコンをクリックすることで
ダウンロードされ+アイコンに変わります。
これを繰り返していきます。
タイムラインに追加した素材を編集する
編集と言っても素材ごとの編集は追加時にするので、
ここでは全体的な調整をする感じです。
画面中央、タイムラインの上にある編集メニューから行います。
タイムラインは上からメイン動画、フィルター、オーバーレイ、オンライン素材、
テキスト、音楽、マイク録音となっており、それぞれ対応した素材を追加していきます。
レイヤー的には一番下が一番上になります。
一番上のメイン動画にどんどん重ねていく感じですね。
メイン動画以外は上下に移動できるので、うまく調整しましょう。
なお、メイン動画以外は2つまで同時に使用できます。
(2つまでと言うのは総数ではなく、
同じタイムラインに同時に2つ重ねられるってことです。)
音楽はメイン動画の音楽+2つなので最大3つかな。
メイン動画を右クリックして編集を選択。
デタッチを選択することで、メイン動画の音楽を分離することができます。
この場合、音楽ファイルとして扱うことになるので、
追加できる音楽はあと1つになるので気を付けてください。
完成した動画を出力する
動画が完成したらあとはその動画をファイルとして出力するだけです。
編集メニューの一番右か、画面左上のメインメニューにある出力をクリック。
出力設定画面に移ります。
ファイル名、出力先、ビデオフォーマット、品質を選択して出力をクリックすると
変換が始まり保存されます。
出力形式はmp4、avi、wmv、mkv、mov、gifです。
これだけ対応していれば困ることはないと思います。
サムネイルの画像にマウスカーソルを合わせると画像を選択して
サムネイル画像にできるみたいですが、私はなんかうまくいきませんでした…
オーディオをクリックすると、音声ファイルのみの出力設定画面に移ります。
出力形式はmp3とAACです。
品質の右にある歯車アイコンをクリックすると詳細な設定ができます。
各項目を選択してOKをクリックすればいいですが、特に変更する必要はないかな。
今回、作ってみた動画はこちら。
前に作ったやつにいろいろ追加してみました。
最後に左上にあるメインメニューのファイルから保存を選んで、
編集状態を保存しましょう。
このファイルを読み込むことで、いつでも修正できるようになります。
EaseUS Video Editorでの動画編集
前の項目では素材を使って新しく動画を作成しましたが、
EaseUS Video Editorは動画そのものを編集することもできます。
素材等を一切使わず、動画カットや音楽分離、形式変換などですね。
動画作成の時に使った素材に対して行っていた編集を
その動画に対してのみ行う感じです。
なので、できることは動画作成の時と同じです。
mp4などの動画ファイルを編集したり、
mp4などの動画ファイルからmp3の曲ファイルに変換したりできるわけです。
YouTubeの動画をmp3に変換して曲ファイルにしてみたりもできるみたいですよ。
(このソフトウェア自体にダウンロード機能はついていません。
また、著作権には気を付けてね。)
EaseUS Video Editorを使ってみた感想
使ってみた感想としては、初回時にチュートリアルが表示されることや
直感的なインターフェイスなど詳しくない人がいきなり始めても大丈夫な印象でした。
また素材もたくさんありますし、なにも用意しなくても
EaseUS Video Editorだけで動画が作れてしまうのもいいですね。
もちろん、自分で作った動画やイラストを使って自分だけのオリジナルの動画を
作ることもできますよ。
特にトリミングやズームで動画を指定した範囲だけ一部分だけにしたり、
逆再生ができたりするのは驚きました。
ただ、自分の画像をレイヤーとして動画に重ねられなかったのは残念です。
マイク録音に関しては録音環境を持っていないので、
今回レビュー対象外とさせていただきます。
本当にいろいろなことができるので、
動画編集ソフトをお探しの人は一度EaseUS Video Editorを無料体験してみてください。
気に入ったら、無料体験版ではウォーターマークが付いてしまい、
作品としては使いにくいと思うので、ぜひ購入してみてね。