スマートフォンの機種変更をした時などLINEの引継ぎって結構面倒ですよね。
また、不慮の事故が起きた時のためにLINEのデータをバックアップしておくと安心です。
それらをすべて解決してくれるのが、iMyFone社様の『iTransor for LINE』です。
でも、たくさんやることがあって難しそう…
そう思うかもしれません。
iTransor for LINEなら難しい操作は必要ありません。
簡単に転送・バックアップ・復元ができちゃいます。
・異なるOS間のLINEデータも簡単に引き継ぎ
・LINEデータをパソコンへバックアップ
・LINEのバックアップファイルからデータを自由に選択してPCに移行
・LINEデータをバックアップファイルからiOS、Androidに復元
・HTMLやPDF、CSV / XLSなど、多様な形式でトーク履歴を保存
iTransor for LINEの機能はこんな感じ。
その名称の通り、LINEに特化したソフトウェアとなっています。
私はAndroidなので、Androidでの使い方で説明します。
また、操作ミスなどによるデータの損失、デバイスの故障など
不慮の事故による責任は取れませんので自己責任でお願いします。
- iTransor for LINEの仕様
- iTransor for LINEをインストール
- iTransor for LINEの使い方
- iTransor for LINEの無料版と有料版の違い
- iTransor for LINEの登録コードの入力の仕方
- iTransor for LINEを使ってみての感想
iTransor for LINEの仕様
・対応デバイス
iPhone、Android共に対応。
LINEが動作するデバイスなら大丈夫ってことかな?
・動作環境
Macは持っていないのでわかりませんが、
見た感じどんなパソコンでも動作するみたいですね。
格安パソコンでも動作するでしょう。
iTransor for LINEをインストール
iTransor for LINEのページにアクセス。
無料ダウンロードをクリックしてインストーラーをダウンロードします。
ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてインストールします。
カスタムインストールをクリックするとインストール先を変更できます。
iTransor for LINEの使い方
iTransor for LINEを使用するにあたって
スマートフォン側のLINEをアンインストールする場面が出てきます。
LINEのアンインストールはiTransor for LINEで自動で行われます。
絶対にスマートフォンからLINEをアンインストールしないでください。
スマートフォンからLINEをアンインストールするとLINEデータが削除されます。
6.なぜデバイスの元のLINEアプリをアンインストールする必要があるのですか?
LINEアプリを自分でアンインストールすると、
データを一切残さずアンインストールされます。iTransor for LINEで自動的にLINEをアンインストールすると、
データを残るままでアンインストールできます。
こうするとバックアッププロセスを終了/停止した後、
再びデータを残しているLINEをインストールして起動できます。
スマートフォンでLINEをアンインストールすることはありません。
処理完了後にLINEを再インストールする時のみです。
iPhone、Android間でLINEデータを転送
iPhone、Android間でLINEデータを直接転送できる機能です。
ですが、私はAndroidのスマホしか持っていないので試せませんでした…
デバイスを接続すると画面に接続したデバイスが表示されるので
準備が完了したらスタートをクリックです。
デバイス間の双方向矢印アイコンをクリックすると
転送元と転送先を切り替えられます。
左側が転送元ですね。
この機能については
AndroidからiPhoneへLINEトークを最も簡単に引き継ぐ方法を参考にしてみてください。
iPhone、AndroidからPCにLINEデータをバックアップ
LINEのデータをパソコンにバックアップする場合はこちら。
パソコンにスマートフォンを接続。
スマートフォンにUSBとの接続方法が表示されるので
ファイルを転送を選択します。
手順に従ってスマートフォンの開発者向けオプションをONにして
USBデバッグを有効にします。
機種によってUSBデバッグを有効にするをクリックするとメーカーの選択ができます。
お使いのメーカーをクリックするとメーカーごとのやり方が表示されます。
無事接続に成功すると、機種名の横にチェックが付きます。
バックアップ先は画面中程のフォルダアドレス
(今回の場合はE:/iTransor for LINE/の部分)をクリックすると変更できます。
右下のスタートをクリックしてバックアップ開始です。
以降、スマートフォン側で上記の警告画面が表示されます。
その場合は都度、許可をタップしてください。
警告が出ますが、OKをクリック。
これはスマートフォンの最新バージョンのLINEをアンインストールして
旧バージョンのLINEとバックアップアシスタントアプリをインストールしますよ
と言う説明です。
LINEのデータは消えませんので安心してください。
なお、公式の説明は以下の通りです。
3.デバイスに古いバージョンのLINEをインストールする必要がある原因は何ですか?
何のために使われますか?LINEをPCにバックアップするには、
Androidデバイスからデータを取得する必要があります。ただし、LINEの最新バージョンはローカルのバックアップをサポートしません。
逆に古いバージョンのはサポートしています。
4.デバイスにアシスタントアプリをインストールする必要がある原因は何ですか?
何のために使われますか?LINEのメディアファイルは、デバイス上の2つ異なるパスに保存されます。
アシスタントアプリはすべてのメディアファイルにアクセスして、
コンピューターにバックアップできるために使用されます。しかもユーザーのデータは一切収集しません。
要するに
旧バージョンだと出来るから旧バージョンを使うよ。
・メディアファイルは複数の場所に保存されてるから
処理しやすいようにアシスタントアプリを使うよ。
・データは収集しないから安心してね。
という事です。
次にLINEデータをGoogle Driveにバックアップします。
5.iTransor for LINEを使用してバックアップを作成している時、
Googleドライブにバックアップする必要があるのはなぜですか?バックアッププロセス中に、バックアップを応援用の旧バージョンLINEは
貴方のデバイスと互換性がない可能性があります。
一方、LINEのプライバシーポリシーにより、他のデバイスにログインしたり、
アプリをアンインストールしたりすると、データは削除されます。Googleドライブにバックアップできない場合は、
この手順をスキップしても大丈夫です。ただし、可能であれば、データをダブル保護して、
誤操作やエラーが発生した場合でも、
重要なデータをGoogleドライブから復元できるようにすることをお勧めします。
使用するデバイスが旧バージョンのLINEに対応していなかったり、
誤操作によりデータが削除されてしまった場合に備え、
Google Driveへバックアップしておくことをおすすめしますという事です。
Google Driveを利用していなかったり、Google Driveへバックアップしたくない場合は
この作業はスキップできます。
その場合は完了をクリックして、次の画面の確認しましたをクリックです。
Google Driveへバックアップする場合は
完了をクリックする前に一旦スマートフォンでの作業に移ります。
スマートフォンのLINEを起動し、
ホームの右上に表示されている設定(ネジのアイコン)をタップ。
トークのバックアップ・復元をタップ、画面の指示に従ってバックアップします。
Google Driveへのバックアップが完了したらパソコンに操作を交代です。
先ほどの画面で完了をクリックすると
Google Driveへのバックアップが完了したかの確認画面が表示されるので
確認しましたをクリック。
スマートフォンのLINEをアンインストールして
旧バージョンのLINEをインストールします。
OKをクリックします。
特にすることはありません。
LINEのデータは失われませんが、
処理中に他のデバイスにログインしないように気を付けてください。
ここでまたスマートフォンに移ります。
任意でパスワードを設定してデータをバックアップをタップ。
またパソコンでの操作に戻ります。
パスワードを設定した場合はパスワード入力画面が表示されるので
先ほど設定したパスワードを入力して完了をクリック。
「iTransorAssistant」に許可する権限の選択は
ストレージがONになっているのを確認して続行をタップしてください。
スマートフォン側で許可する権限を設定したら完了をクリック。
しばらくするとバックアップが完了します。
スマートフォンのLINEはアンインストールされているので
Google Play等でLINEを再インストールして完了です。
再インストールしたLINEを起動してデータがそのままなのを確認してください。
なお、バックアップしたLINEのデータは直接見ることはできません。
見る場合は後述のバックアップからLINEデータをプレビュー、エクスポートの項目を
実行してください。
また、スマートフォン側で設定した開発者向けオプションは
誤操作防止のためにもOFFに戻しておきましょう。
バックアップをiPhone、Androidに復元
バックアップしたLINEデータを復元する場合はこちら。
スマートフォン側のUSBデバッグを有効にするのはバックアップの時と同じです。
バックアップデータがあると一覧が表示されるので、
復元したいバックアップデータを選択して復元するをクリックします。
はいをクリックすると復元したいバックアップデータをプレビューできます。
必要ない場合はいいえをクリック。
バックアップのときと同じ様に
スマートフォンにインストールされているLINEをアンインストールし、
旧バージョンのLINEをインストールします。
LINEのアンインストールは自動で行われます。
絶対に自分でアンインストールしないでください。
OKをクリック。
スマートフォン側に操作が移ります。
復元するバックアップデータにパスワードを設定している場合は
パスワードを入力してデータを復元するをタップ。
しばらくするとスマートフォンの画面に復元が完了しましたと表示されます。
再び、操作をパソコンへ。
スマートフォン側で復元が完了しましたと表示されたのを確認したら
完了をクリック。
バックアップの時と同様にスマートフォン側のLINEはアンインストールされているので
Google Play等でLINEを再インストールします。
スマートフォン側のLINEを起動するとログイン画面になります。
バックアップしたデバイスと同じLINEアカウントにログインしてください。
復元するかを聞かれた場合はスキップします。
ログインしたら復元できているか確認しましょう。
パソコン側の完了をクリックして復元完了です。
バックアップからLINEデータをプレビュー、エクスポート
バックアップしたLINEデータを見たり、ファイルとして出力する場合はこちらです。
バックアップデータがある場合、
一覧に表示されるのでプレビュー・エクスポートしたいバックアップを選択して
確認/エクスポートをクリック。
しばらく待つとバックアップデータが表示されます。
見たいデータを確認しましょう。
データをエクスポートしたい場合はエクスポートしたいデータにチェックをします。
保存先、出力形式を選択してエクスポートをクリック。
保存先に設定した形式でデータが出力されます。
iTransor for LINEの無料版と有料版の違い
無料版ではLINEのデータのバックアップとプレビューのみ可能です。
バックアップしたデータを復元するには有料版を使うしかないみたいですね。
なので、iTransor for LINEをLINEのバックアップソフトとして使用するには
有料版が前提となります。
有料版のライセンスには月間、年間、永久の3種類があります。
月間→年間→永久とお得になる価格設定ですね。
当たり前ですが、価格はWindows、Mac共に同じです。
どのライセンスも5デバイス/1PCなので
1つのパソコンに5デバイス分バックアップ可能です。
iTransor for LINEの登録コードの入力の仕方
登録コードの登録の仕方がちょっとわかりにくかったので紹介しておきます。
右上にあるメニューの左から2番目、人のアイコンをクリック。
新規登録をクリックします。
すでにiMyFone IDを作成済みの人はログインへ。
必要な情報を入力してアカウント作成をクリック。
名と姓は本名でなくても大丈夫です。
ログインへ戻り、アカウント作成で入力した
メールアドレスとパスワードでログインします。
人アイコンのところに色が付くので、
アイコンをクリックすると登録コードを入力する画面になります。
iTransor for LINEを使ってみての感想
iTransor for LINEを実際に使ってみて、
スマートフォン側の設定があったり、
パソコン、スマートフォンと操作が交互にあったりと戸惑うかもしれませんが、
表示されたとおりにやるだけで簡単にLINEのデータをバックアップできました。
LINEの仕様上、仕方のないことですがやることは結構あります。
しかも操作ミスするとデータ損失の可能性もあります。
十分に注意して画面の指示通りに操作してください。
・処理中は他の操作をしない。
・復元後はバックアップと同じアカウントでログインする。
少なくともこれだけは守ってください。
LINEの引継ぎは公式のあんぜん引き継ぎガイドを見るとわかりますが、
制限があったりと結構面倒です。
データの転送、復元は有料版のみになりますが、
データが消失してからではどうしようもありません。
もしもの時のためにiTransor for LINEがあると安心です。
バックアップは無料で出来るので、
バックアップだけでもしておくといいかもしれませんね。