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【2024年版】SDカードのデータを復元するのにおすすめのフリーソフト『4DDiG』

SDカードのデータを復元するのにおすすめのフリーソフト『4DDiG』

【外付けhdd対応】削除した写真などを復元できるデータ復元ソフト「4DDiG」をレビュー!でも記事にしたTenorshare社様のデータ復元ソフト「4DDiG」の無料版をレビュー。

前回の記事では無料版ではスキャンはできても復元ができないと書きましたが
今回、特定の条件を満たせば2Gまで復元することができるようになりました。

今回はSDカードのデータを復元してみますが、
Tenorshare 4DDiG無料版では
SDカードに限らず、様々なデバイスのデータを復元可能です。

無料でSDカードを復元することはできるの?

失われたデータを復元する復元ソフトには
有料のものと無料のもの(体験版を含む)があります。

しかし、無料のものにはスキャンのみで復元自体は有料など
大体制限がかけられています。

Tenorshare 4DDiG無料版を使えば、
復元できるファイルサイズに制限があるものの
無料で失われたデータを復元できます。

SDカードのデータが消える原因

・デバイスの故障
・ヒューマンエラー
・システムの故障

デバイスの故障

劣化や衝撃などでデバイス自体が破損する。

ヒューマンエラー

データの削除やフォーマットなどを意図せずにしてしまう。

システムの故障

パソコンを強制シャットダウンしたりなど
正規のやり方でない操作をしてしまい
データがおかしくなってしまう。

デバイスの破損の場合、復元は極めて難しいですが、
ヒューマンエラー、システムの故障の場合は、
復元ソフトを利用することで復元できる可能性があります。

Tenorshare 4DDiG無料版の特徴・機能

・日本語に対応
・高い復元率
・初心者にもやさしい直感的な操作
・誤操作や不慮の事故で失われたデータを無料で復元 ※ただし、条件あり
・様々なデバイス、2000以上の種類のデータに対応
・復元前にデータのプレビューが可能

お使いのパソコンで動作しているデバイスなら問題なく対応しているでしょう。
Tenorshare 4DDiG無料版自体もお使いのパソコンで使えないという事はないと思います。

対応デバイスや対応ファイル形式、システム要件など詳しくは
4DDiGデータ復元の技術仕様を参考にしてください。

Tenorshare 4DDiG無料版の使い方

まずは、Tenorshare 4DDiG無料版を
お使いのパソコンにインストールしましょう。

Tenorshare 4DDiG無料版をインストールする

Tenorshare 4DDiG無料版をダウンロード

Tenorshare 4DDiG無料版のページから
無料でダウンロードをクリックして
ソフトウェアをダウンロード。

ダウンロードしたファイルを実行して
パソコンにインストールします。

Tenorshare 4DDiG無料版のインストール

インストール設定へをクリックしてインストール先を確認し、
復元したいファイルがある場所と同じ場所に
インストールするのは避けましょう。

インストール先を変更したい場合は
インストール先の右側にある参照をクリックして
インストール先を選択します。

確認出来たらインストールボタンをクリックしてインストールを完了させます。

ライセンスを適用する

Tenorshare 4DDiG無料版はそのままだと500Mまでしか復元できません。

SNSに共有する

画面右上の共有アイコンをクリックして
Tenorshare 4DDiG無料版をSNSに共有(投稿)することで
復元できるサイズを増やすことができます。

投稿する内容は既に設定されているので
自分で考える必要はありません。

共有できるSNSは
FacebookとX(旧Twitter)に対応しているみたいですね。

Twitterでシェア

今回はTwitterでシェアをしました。

これで、復元できるデータを1.5G増やすことができます。

つまり、元からの500MとSNSに共有の1.5Gで
計2Gのファイルを無料で復元することができます。

SDカードのデータを復元する

それでは復元を開始してみましょう。

約14,000ファイル、サイズ計約16Gのデータを削除、
さらにごみ箱を空にしたSDカードを使ってみます。

1.SDカードをスキャン

メニュー

ドライブのデータを修復、クラッシュしたパソコンの修復、
画像や動画の修復などもできますが、
今回はSDカードのデータを復元してみようと思います。

SDカードを選択

左側のメニューからSDカードを選択し、
復元したいデータのあるSDカードの右側にあるスキャンをクリック。

スキャン対象形式を選択

スキャンしたいファイル形式を選択して
選択したファイルタイプをスキャンをクリックします。

特に変更する必要はありませんが、
選択したファイル形式が多いほどスキャンに時間がかかります。

復元したいファイルのファイル形式が決まっている場合は、
そのファイル形式だけにするといいでしょう。

スキャン中

後はスキャンが終わるのを待つだけです。

スキャン終了

ディープスキャンという事もあり、さすがに結構時間はかかりました。
1時間ちょっとかな?

約60,000ファイルが検出されましたね。

削除したファイルよりも多くのファイルが検出されたので、
削除したファイルは全部、検出できたのかな?

前回のスキャンの読み込み

なお、スキャンをしたことがあると
スキャンを開始する前に前回スキャンした結果を読み込めます。

同じ状態であれば再度スキャンする必要はありません。
前回のスキャン結果をクリックしましょう。

再スキャンをクリックすると新しくスキャンが始まり
履歴は削除されるので気を付けてください。

2.ファイルを確認・プレビュー

スキャン結果一覧

スキャンが終わったら
画面左側に見つかったファイルの一覧が表示されるので、
復元したいファイルを見つけましょう。

復元するファイルを選択

一覧から一括選択もできますし、
個別に選択することも出来ます。

復元ファイルのプレビュー

一般的なファイルであれば、
ファイルを選択するとプレビューすることができます。

復元するファイル数が増えると時間がかかるので
必要なファイルだけを選択するためにも
プレビューで復元したいファイルかどうか確認しながら
選択していきましょう。

無料版だと画面下半分に透かしが入りますが
プレビューなので問題ありません。

3.データを復元

復元開始

復元したいファイルの選択が終わったら
画面右下の復元をクリックします。

復元先を選択

復元するファイルの保存場所を選択し、
復元をクリック。

元の場所にデータを復元するのはやめましょう。
別のドライブなど違う場所を選択するようにしてください。

復元

復元中に破損ファイルの修復も同時にするか聞かれます。

復元と修復を同時にするとさらに時間がかかってしまうため、
復元のみで大丈夫でしょう。

復元完了

無事、復元されました。

Tenorshare 4DDiG無料版では2Gまでの復元なので、
それ以上復元したい場合は有料版を購入する必要があります。

※画像では1.5Gになっていますが、
この前に500Mの復元を行っているので、
復元は2Gまでできます。

Tenorshare 4DDiG無料版の使い方について
公式ガイドもありますので参考にしてみてください。

データ復元ソフト4DDiGを使ってみた感想

データの復元はほぼTenorshare 4DDiG無料版任せになるので、
操作に関してはスキャン先、復元先を選択するだけで
迷うことはまずないでしょう。

かなり昔のファイルだったり、
同ドライブ内で何度もファイルの削除、保存を繰り返していたりなど
環境にもよると思いますが、復元率は高いと思います。

私が試しにやってみた時は、削除してすぐという事もありますが、
すべてのファイルを復元できたと思います。

復元したファイルの画質も元のファイルと同じままです。

無料で復元できるファイルサイズは最大2Gなので、
2Gを超えるファイルや何回も復元を繰り返し合計2Gに達してしまった場合は
復元できなくなるので気を付けてください。

しかし、無料で2Gまで復元できるので
画像やドキュメントなど比較的サイズの小さいファイルの復元には
有効でしょう。

失われたデータを復元できるのは嬉しいですよね。
不慮の事故に備えてあらかじめインストールしておくと安心ですね。

ただし、物理的に壊れている場合(SDカードが割れているなど)は
復元できないので注意してください。

また、Tenorshare 4DDiG無料版に限った話ではありませんが、
復元率が高いと言っても復元ソフトを使ったからと言って
必ず復元できるわけではないことは心に留めておいてください。

SDカードのデータ復元については
SDカード復元の無料人気ソフトおすすめ10選
SDカードからデータを復元するのにおすすめのソフト3選などの記事も
参考になると思います。