特定のソフトを時間指定で終了させたいんだけど、
Windowsをシャットダウンさせるまではしたくない。
そんなことはありませんか?
私は寝る時に音がないとなかなか寝付けないので音楽を流しながら寝るのですが、
それだと起きるまでずっと起動したままなんですよね。
それなら時間指定でWindowsごとシャットダウンすればいいじゃんとなりますが、
起きたらすぐパソコンを使いたいのと、他に自動処理をしていたりで
Windowsはシャットダウンしたくない!
でも、Windowsを時間指定でシャットダウンするツールはたくさんあるのですが、
特定のソフトだけ時間指定で終了させるツールはなかなか見つからないんです。
そこでようやく見つけたのがこのTimeComXです。
TimeComXをインストールしよう!
無料で使用できますが、複数のスケジュールを同時処理するには
Pro(有料版)にする必要があります。
その他の制限はありません。
まずはTimeComXのインストールです。
TimeComXのページにアクセスします。
お使いのOSのbit数(32bitか64bit)にあった方をダウンロードします。
インストールはそのままインストールして大丈夫です。
最後のTimeComX Basicを実行はチェックを外してください。
TimeComXを日本語化しよう!
海外のツールなので英語ですが日本語化できます。
インストールしたら次は牛野 天喜さんのTimeComX Basic 日本語化ファイル公開!のページに行きます。
そこにあるTimeComXの日本語化ファイルをダウンロード。
解凍したフォルダにある2つのファイルをTimeComXを
インストールしたフォルダにコピーします。
インストールする時に何もしなければ、
C:\Program Files\Bitdreamers\TimeComX Basic\localeにインストールされています。
コピーする時、コピーするには管理者権限が必要と言われるかもしれませんが、
はいで大丈夫です。
これで完了です。
TimeComXを起動した時に、言語の選択が表示されるので、JPを選択しましょう。
TimeComXの使い方
無事日本語化が出来たらTimeComXを起動しましょう。
メニューが表示されるので、ここで処理を選択します。
左から設定、パスワードの設定、プロフィールの表示/非表示、
ログの表示/非表示になります。
パスワードを設定すると使用するのにパスワードの入力が求められます。
TimeComXの設定
特に設定をいじる必要はありません。
カウントダウン音声を設定する場合、アドオンから音量を設定できます。
初期設定のままだとちょっとうるさいと思います。
ローカライズから表示言語を設定できます。
最初に日本語化しなかった場合や他の言語で使ってみたい場合などに。
トリガーの設定
処理を開始するトリガーを設定します。
・シンプルカウンター
ダイアルを回して処理する時間を設定します。
簡単にできるようで、わりと面倒いです(笑)
・高度なカウンター
入力した時間後に処理を開始します。
時間は秒単位で指定できます。
今から~時間~分~秒後に処理したいという場合はこちらです。
目覚まし機能として使ったり、オフタイマーとして使ったりできます。
・日中
入力した日時に処理を開始します。
~月~日、~時~分~秒に処理したいと言う時はこちらです。
予約やイベントの時間を設定して、その日時になったら
そのウェブサイトを自動で表示するみたいな使い方ですかね。
・アクティビティモニター
設定したものが閾値になったら設定した時間後に処理を開始します。
モニタリングできるのはCPU使用率やメモリ使用率、ハードディスク使用量や
特定のソフトの実行、未実行などがあります。
どう処理するか
時間指定で指定した時間に入力したプロセスをどう処理するかです。
今回は特定のソフトを終了させたいのでプロセスの終了を選択します。
逆に指定した時間に起動させることも出来ます。
その場合はファイルの実行/URLを開くから設定できます。
こちらはどのファイルを実行するか選ぶだけですので、設定は楽ですね。
他にもWindowsの処理(シャットダウン、スリープ、再起動など)や音声ファイルの再生、
指定ウェブサイトにアクセスなどが設定できます。
処理するプロセス
プロセスの終了を選択した場合、どのプロセスを処理するかを入力します。
でも、これ自分で入力しなければいけないんですよね。
処理したいアプリのプロセスなんて分からないよ!
ですよね…
ここはタスクマネージャーを利用して探しましょう。
ctr+alt+deleteキーを同時に押して、タスクマネージャーを起動します。
そこに現在起動しているプロセス一覧が表示されるので、
処理したいプロセスを右クリック。
そして、プロパティをクリックすると詳細が表示されるので、
そこにある~.exeが処理したいアプリのプロセスです。
これをコピペしましょう。
スクリーンショットその他
設定した時間が近づいた時に、カウントダウン音を鳴らしたり、
メッセージを表示したりできます。
スクリーンショットの作成にチェックを入れた場合、
処理する直前のスクリーンショット画像を保存します。
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Bitdreamers\TimeComX Basic\screenshotsに
保存されます。
最後に作成をクリックし、プロフィール名を入力たら設定完了です。
プロフィール名は何でもいいですが、わかりやすい名前にしとくといいです。
プロフィールは複数登録できます。
同時に処理できるのが1つです。
使用する時は処理したいプロフィールを選択して、下の再生ボタンをクリックです。
上のプログレスバーにカウントダウンが始まります。
実行中は再生ボタンが一時停止ボタンに変わるので、一時停止したい時はクリック。
中止したい時は停止ボタンをクリックです。
まとめ
・TimeComXは日本語化できる!
・TimeComXは無料だと同時処理できない
・TimeComXはプロセスの指定がちょっと面倒
無料版だとスケジュールは同時に1つしか実行できませんが長時間設定したいのなら
無料版で十分です。
私の場合は寝る時に起動したプレイヤーを終了させたいだけで、寝付くまでなので、
無料版を使用しています。
同じようなものにAutoCloseというものがあります。
AutoCloseでも特定のソフトウェアを終了できるよ!で記事にしています。