すんこのアトリエとうぐいす工房

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簡単にできる!ファイル整理ソフトClassifierの使い方

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パソコンを使ってるとファイルが増えすぎて何が何やらわからなくなってしまいますよね。

その時になって整理しようと思ってもごちゃごちゃしてやる気もなくなっちゃいます。

そこで使いたいのがClassifier。

条件を指定すると自動でファイルをフォルダに振り分けてくれます。

インストール不要で簡単に使えますよ!
日本語対応です。

Classifierをダウンロードする

Classifer作者様のページまたはVectorにアクセスしダウンロード。

解凍して出てきたClassifier.exeを実行するだけで使えます。
インストール等は不要です。

Classifierの使い方

丁寧に作業順番が記されているので基本その順番でやっていけばできます。

ファイルまたはフォルダを選択する

まずは処理対象のファイルをファイル単位かフォルダ単位かで選択します。

対象ファイルを開くでも複数選択できますが、
このソフトを使う場合ほとんどフォルダで指定になるんじゃないでしょうか。

ファイルビューアを有効にするにチェックを入れると、
.txt、.html、.pdf、.jpg等のファイルを選択したときに直接表示することができます。

リストの削除またはクリア

リストからファイルを削除またはリストをクリアしたい場合は、
リストの下にある削除、クリアでできます。

処理先のルートフォルダを選択

処理先のルートフォルダを設定します。

ここで注意してほしいのが、ここで指定するのは処理先のフォルダではないことです。

処理先のフォルダは次の項目で設定するので、
ここでは処理先のフォルダの一つ上の階層のフォルダを指定します。

例えば、E:¥stamp¥イラストAC¥twitterにファイルをコピーしたい場合、
ここで指定するのは処理先のフォルダE:¥stamp¥イラストAC¥twitterではなく、
一つ上の階層のフォルダE:¥stamp¥イラストACとなります。

処理条件を設定する

振り分け条件を設定します。

条件文字列、条件文字列の判別方法、処理先のフォルダと指定します。

判別方法は

を含む : ファイル名に条件文字列がどこかにある
を含む[コンマ区切りで複数条件] : ファイル名に複数の条件文字列がある
を含まない : ファイル名に条件文字列がどこにもない
と一致する : ファイル名が条件文字列と完全一致する
で始まる : ファイル名の先頭が条件文字列
で終わる : ファイル名の最後が条件文字列
正規表現 : 設定した正規表現で処理する

の7種類です。

最後の正規表現というのはなんだ?となりますよね。

詳しくは正規表現の構文のページを参考にしてください。

このページによると、

正規表現は文字列のパターンを表すもので、通常の文字 (文字 a ~ z など) と "メタキャラクタ" と呼ばれる特殊文字で構成されます。パターンは、テキスト検索時に一致したかどうかを調べる 1 つ以上の文字列を記述したものです。正規表現は、検索対象文字列に文字パターンをマッチングさせるときのテンプレートとして機能します。

だそうです。

うん、まったく意味不明ですね(笑)

複数の条件文字列を一つにまとめるものみたいな感じでしょうか。
同ページには以下のような例が挙げられています。

x|y
x または y のいずれかに一致します。
たとえば、'z|food' は "z" または "food" に一致、
'(z|f)ood' は "zood" または "food" に一致します。

[xyz]
文字セットを表します。
かっこ内の任意の 1 文字に一致します。
たとえば、'[abc]' は "plain" の 'a' に一致します。

[^xyz]
除外する文字セットを表します。
かっこ内にない任意の 1 文字に一致します。
たとえば、'[^abc]' は "plain" の 'p' に一致します。

なお、処理先のフォルダは必ず指定しなくてはいけません。
ここで処理先のフォルダを指定しなければいけないので、
ルートフォルダは一つ上のフォルダを指定するわけですね。

/で区切ることでサブフォルダを指定することもできます。
先の例でいくと、twitterフォルダの中のtweetフォルダを処理先にしたい場合は
twitter/tweetと入力すればいいわけです。

設定した処理条件の保存と読み込み

処理条件は保存したり、保存した処理条件を読み込んだりできます。

処理方法を選択して実行

最後に処理するファイルをコピーするのか移動するのか選択して、
実行をクリックすれば完了です。

きちんと処理されたか確認してみましょう。

まとめ

簡単操作で簡単にファイルの整理ができるClassifier。

それでも、注意しておきたいことがいくつかあります。

ファイル名で処理するので、
あらかじめ整理するファイルごとにファイル名をそろえる必要があることです。

なのでファイル名をランダム生成するファイルには不向きです。

ファイル名に統一性なんてないよ…
と言う人はなにかパターンを見つけるしかないと思います。

今後は簡単にでもいいので使用別ごとにファイル名を決めておくといいですね。

例えば私はスタンプ用の画像はs-~と言うファイル名、
ストックイラスト用の画像はi-~と言うファイル名、
グッズ用の画像はh-~と言うファイル名という風に先頭の文字を統一しています。